茶栽培、茶製造、茶販売のあらゆる疑問・質問に応えるMasaharu Yoshida can respond to UJICHA for foreign visitors.
2020年 03月 13日
海外からやってこられた人々を吉田勝治さんが吉田銘茶園で懸命に話している姿を見かけることが年々増えている。
その光景を見ていると、吉田勝治さんの柔和な顔が茶園の中で際立っている。
吉田勝治さんは、
店まで見に来られて、販売方法や包装なども熱心に聞かれる、
と大変喜んで話された。
自分たちの苦労とお茶をつくりあげた自信と誇りが満ち満ちているからこそ、あらゆる問題に答えることが出来るだろう。
またそれだけの研究と学習を重ねている吉田勝治さん。
1年間を通して茶木を育てるが、その茶木がそだつ土壌に対する質問などは、かなり鋭いものがあるらしい。
日々の積み重ねた努力が結実する時、茶生産者、販売者としての喜びを感じるのだろうか。
今から3月、4月そして、茶摘みまでの時期は、重要な時期の繰り返しの中の重要な時期でもあると吉田勝治さんが教えてくれたように思えてならない。
海外から人々がやって来て、吉田銘茶園のすべてを知ろうとする。
それまでに至ったのは、吉田勝治さんの仕事を共に引き継いでいてくれる子どもの吉田昌弘さんのおかげです、と聞いた。
吉田昌弘さんもお父さん同様、粘りに粘り抜く強い努力家であったことを最近知った。